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映画のチカラでストレス解消!最後に涙を流したのはいつですか?

最後に涙を流したのはいつですか?涙を流すきっかけは、悲しさや嬉しさなど人それぞれですが、感情が高ぶったときに私たちは涙を流します。この涙を流す行為を、意識的に行うことで様々なメリットがあることをご存じでしょうか?

この記事は、このような方におススメの内容になっています。
  • 毎日が忙しくてストレスが溜まっているのが自分でわかる。
  • ストレスを発散したいけど、方法がわからない。
  • 働くことが苦痛で、一週間が長いと感じてしまう。

01 泣くことで得られるメリット・デメリット

泣くことのメリット・デメリットのイメージ画像

涙活という言葉をご存じですか?涙活とは、離婚式で有名な寺井広樹氏が作った造語ですが、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことを指します。あなたもこんな経験はありませんか?

映画を観ていて感情が高ぶり涙を流してしまった。だけど、観終わった後は不思議と心がスッキリしている。こうした、泣くことで得られる効果をお伝えしていきたいと思います。

泣くことのメリット

泣くことのメリットは、心身共にメリットがあります。そもそも涙の役割は、大きく分けて3種類あります。目の機能を保護する基礎分泌の涙、外部からの刺激による反射の涙、そして感情が高ぶることによる「情動の涙」です。この情動の涙を意識的に流すことで次のような効果を得られるといわれています。

泣くことでストレス発散!

泣くことでストレス発散の効果があります。涙を流すことで「副交感神経が活性化され、自律神経のバランスが整う」からだと考えられています。また、涙には苦痛をやわらげる脳内ホルモンの一つである「エンドルフィン」も含まれているといわれています。このエンドルフィンの鎮静作用は、モルヒネよりも大きいといわれており、気分を高揚させたり、幸福感をもたらす効果があるという研究結果が発表されています。

毎日忙しくて休みの日は、何もする気が起こらない方も多いでしょう。昔は楽しめたことが楽しめなくなった方もいるでしょう。ストレスが溜まって、気分が上がらない状態に陥っているかもしれません。その状態がさらに悪化してしまうと、うつ病など精神疾患が起こるリスクもあります。そうならないためにもストレス発散は重要です。そこでおススメなのが涙活です。涙活は、映画を観たり漫画を読んだりするだけでも行えます。意識的に涙を流し、ストレス発散を行ないましょう。

注意点は、ただ泣けば良いものではないということです。情動の涙は、感情を解放することによって流れるものです。そのためには、感情を解放できる空間が必要です。家族や友人の前で、感情を解放し気軽に泣くことができる方は大丈夫ですが、多くの方はそうではありません。周囲の雑音や人の存在が気にならない空間で泣くようにしましょう。心を落ち着けてリラックスすることが何よりも重要です。

リラックスした状態で感情を解放し、意識して泣くことで心が浄化されてストレスが解消される。

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私たちは常にストレスと戦っているといっても過言ではありません。ストレスを溜めすぎると、心や身体に不調が起こります。自分の限界は自分ではわかりません。ストレスを発散することで自分を守りましょう。

泣くことで心のデトックス!

デトックスという言葉をご存じですか?デトックスとは、身体の中に溜まっている毒素や老廃物を排出することです。泣くことで心のデトックスを行えます。感情を解放することで涙を流し、ネガティブな感情を浄化し、心をキレイにしていく。これによって余裕がなくなっていた心に余裕が生まれることになるのです。

心の余裕がなくなると、身体の機能までも低下してしまうリスクがあります。疲労感が解消されないため、どんどん溜まって長期化してしまうと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。また、思考力や判断力も低下していくので、心に抱えていた不安が大きくなり、さらにストレスが増大していく。まさに、負のスパイラル状態になってしまうのです。

ストレスを溜めすぎて負のスパイラル状態にならないように、涙で心のデトックスを行いましょう。

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もし、負のスパイラル状態になってしまった場合は、可能な限り早く医療機関を受診してください。そのまま放置していると、うつ病等の精神疾患を患ってしまうかもしれません。自分は大丈夫と思っている方もいるでしょう。しかし、心の防波堤が決壊するかどうかは自分自身ではわかりません。医師の指示に従い、薬物療法など適した治療を受けることをおススメします。注意点としては、精神科や心療内科など初診の予約が取れない可能性が高いことです。その際は、E-PARKなどのポータルサイトを利用すれば医院が見つかりやすいので、ご活用ください。

泣くことのデメリット

意識的に泣くことでメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。感情を解放することで涙を流すということは、心に少なからず負担をかけている状態になっています。従って、長時間にわたって泣くことは負担がかかりすぎるため、逆効果となってしまいます。そうならないためにも、デメリットを理解することも重要です。

泣くことでエネルギー消耗が伴う

感情を解放するということは、エネルギーを消耗していることになります。エネルギーを消耗しすぎると、体力的に疲れが溜まってしまうリスクがあります。長時間にわたって泣くことは避けましょう。

また、意識的に泣くという行為で、心が張り裂けそうな痛みを伴ってはいけません。心と身体は繋がっています。心が疲れていると身体も疲れてくる。身体が疲れていると心も疲れてくる。つまり、心への負担が大きい涙は、身体に悪影響を及ぼしてしまうため避けなくてはなりません。

嗚咽が起きるほど号泣しないこと。ホロリと涙を流すぐらいが心と身体に丁度よい。

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嗚咽が起きるほど泣きすぎると、痙攣などの発作が起こるリスクもあります。痙攣などの発作が起きてしまうと最悪の場合、呼吸が停止して意識を失ってしまうかもしれません。限度を超えないように注意しましょう。

泣くことで目の腫れ・メイクの乱れを伴う

涙を流すことによって、目が腫れる、メイクが乱れるといった外見的なデメリットがあります。特に目が腫れた場合は、翌日にも影響を及ぼす場合があるので注意しなくてはなりません。

人は外見を重視する生き物です。目が腫れていると、この人どうしたんだろう?と勘ぐってくるかもしれません。そうした人の相手をするのは面倒くさいですし、逆にストレスが溜まってしまうかもしれません。しかし、こうしたデメリットは自分でコントロールすることが可能です。

長時間ではなく短時間。無計画ではなく計画的に。涙活は、意識的に行うことが重要です。

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仕事をされている方は、翌日が休みの日に涙活を行うことをおススメします。土日が休みの方なら、金曜の夜か土曜のどちらかが良いのではないでしょうか。もし目が腫れてしまったとしても、一日もあれば腫れは引くので安心です。

02 映画のチカラ!涙活のススメ

リラックスできる環境のイメージ画像

涙活は、映画を観ることや漫画を読むことで行える手軽さがあります。今回は、涙活におススメの映画のチカラについてお伝えしていきたいと思います。皆さんにも思い出の映画や音楽というものが少なからずあると思います。記憶に残る映画。記憶が蘇る音楽。私たちはなぜ、映画や音楽に惹かれるのでしょうか?

映画が泣ける理由

人には、共感する力というものが備わっています。この共感する力は、言い換えれば「他者を自分に置き換える力」ともいえるのではないでしょうか。つまり、他者と自分との境界線がなくなり、あたかも自分自身が体験、感じていると誤認識している状態。無意識のうちに、映画の中の俳優を自分に置き換えているからこそ、泣くことができるのです。

映画にはカタルシス効果がある

カタルシス効果という言葉をご存じですか?カタルシス効果とは、精神の浄化作用のことを指します。不安や不満、怒りや悲しみなどのネガティブな感情を口に出すことによって、苦痛が緩和され、安心感を得られる状態。つまり、心の中にあるネガティブな感情やモヤモヤを形にして吐き出すことで、気分が楽になる心理現象です。

映画を観ることで、このカタルシス効果を得やすいといわれています。例えば、失恋して悲しいときに自分と似たようなシチュエーションが描かれた映画を観ることで、泣いてしまった後にスッキリしたという経験はないでしょうか。これはカタルシス効果の一種とされています。

あなたが抱いている感情と近い映画を観ることで、感情が解放され、泣くことで気分が楽になる。

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よく泣ける映画〇選などという紹介記事がありますが、多くの記事は本質を見抜けていません。泣ける映画というものは人それぞれ違います。何が違うか?それは、現在あなたが抱えているネガティブな感情です。この感情の種類を知ることで、初めて泣ける映画〇選として価値あるモノになるのではないでしょうか。

映画を観る環境作り

涙活に映画がおススメであるとお伝えしてきましたが、そのために必要なことは映画を観る環境作りです。つまり、あなたが感情を解放できる空間作り。ここからは涙活に適した映画を観る環境を記していきたいと思います。

映画は一人で観ること

映画を観るためには、迫力や音響が大切といわれています。しかし、涙活においての映画を観る環境で何より重要なことは「雑音を排除する」ことです。ここでいう雑音とは、生活音や人の話し声、人そのものの存在のことを指します。

冒頭でお伝えしましたが、感情を解放することで情動の涙を流すことが涙活になります。あなたの感情を解放できなければ意味がありません。おススメは、一人で観ることです。多くの人は、他人の目が気になってしまいます。大人になればなるほど、人前で涙を流すことは少なくなったと思います。それは、恥ずかしさからくるものかもしれません。つまり、恥ずかしさを感じないためには一人であることが最適です。

雑音がなく自分がリラックスできる状態で、映画を観ることによって感情を解放しやすくなる。

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涙活に、立派な機材は必要ありません。自分の部屋やベッドの中で、スマホに映る映画を観ることで十分です。あなたが何の気兼ねもなく感情を解放することができれば良いのです。

同じ目的の人と観る

感情は伝染しやすいものです。誰かが笑っていると、つられて自分も笑ってしまったという経験は誰しもあると思います。これは、泣くことも同じ現象があります。誰かが泣いているのを見て、もらい泣きをしてしまった。つまり、涙活で泣くことを目的とした人たちと映画を観ることで、感情が伝染して泣くことに繋がるということです。

以前は、地域ごとに涙活の映画観賞会などが開かれていましたが、新型コロナ感染が始まってからはあまり聞かなくなりました。探せばあるかもしれませんが、わざわざ探すまでもないと思います。身近に同じ価値観を持っている方がいた場合に、涙活としての映画観賞を行えばストレス発散だけではなく、その方との絆が深まることに繋がるかもしれません。

人の感情は伝染するもの。その特徴を最大限に活かすことで日々の生活が楽になるかもしれません。

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人はそれぞれ価値観を持っています。同じ映画を観て、同じ場面で泣く。そうした人とは価値観が似ているかもしれません。それが身近な存在であった場合は、その方との関係性を大切にした方が良いと思います。価値観が似ているからこそ、あなたが困っているときに親身に寄り添ってくれることでしょう。

03 週末涙活をすることで1週間を乗り切る

大半の社会人は、週5日勤務をして週末が休みの日だと思います。「週末に涙活をすることで次の1週間を乗り切る」ことをおススメします。何故なら、疲れの溜まった状態の方が感情を解放しやすくなるからです。平日の疲れを週末に解消する。これによって次の1週間を乗り切るという活力に繋がるのです。

涙活に限らず、人は誰しも目標に向かって進むことで活力を見出しています。逆に目標がなければ活力を見出せないのです。今回はストレス発散という観点から涙活をおススメしてきました。しかし、それよりも大切なのは「あなたが目標を持って、その目標に少しずつでも良いから進んでいくこと」です。そうすることによって、充実した日々を過ごせれるようになるのではないでしょうか。

まとめ

意識的に泣くことで、ストレス発散と精神の浄化が実現することになります。忙しい日々を過ごされている方も、時には立ち止まって、思いっきり感情を解放して泣いてみてください。きっと、心がスッキリするはずです。

  • 意識的に泣くことで、溜まっていた感情が解放され、ストレスが解消される。
  • 涙にはネガティブな感情を浄化し、心をキレイにしてくれる効果もある。
  • 映画はあなたの心の中にある感情を解放してくれるスイッチとなる。
  • 週末に涙活を行うことで、次の1週間を乗り切る活力を見出すことができる。

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